不登校や苦登校をテーマにしたポータルサイト「学校に行かないパターン」(サイトは現在作成中・Twitterはこちら)のミーティングに行ってきました。

不登校・苦登校経験者やその保護者と経験や気付きをシェアしたのですが、ちょっと個人的に思ったことがあったので、ブログに残しておこうと思います。

子どもの繊細さとどう向き合うか

たまたま、なのかもしれませんが、今日お話をしてくれたのお子さんには、とても感受性が細やかな人が多かったです。

たとえば、クラスメートが怒られているのを見て自分も強いストレスを感じたり、自分に向かってではない差別的な言葉に不快感を覚えたり。

もちろん、こういうことに敏感であることは、鈍感であることよりはいいことなのでしょう。しかし、敏感すぎるとストレスになるし、そのストレス元である学校に行くことが難しくなってくるというのもまた道理だと思うのです。

こういうお子さんの繊細さに、親や先生、周囲の大人はどう向き合うべきなのか。

「スルーしなさい」と大人はついつい言いがちだけど(そしてそれはおそらくほとんど唯一の解決策なんだろうけれども)、だからといって子供が抱えるストレスが軽減されるわけでもないと思うんですよね。ここで考えるべきは、そういう繊細さで子供がストレスを感じている、そのストレスをどう軽くするか、どう子供が乗り越えていけるようにするかではないかな、と思うのです。スルーしたとしても、確実にストレスは貯まっているのですから。

うちの子供たちもそういう傾向があるのですが、これは実に悩ましい。スルーするだけでは解決できない問題、たとえば繊細さゆえに傷つく心のケアとか、フォローとか、そういうのも考えて付き合っていかなければいけないなあと思っています。

担任(学校)と子供の関係

もうひとつ気になったのが、担任と子供との関係です。担任の先生との関係がうまくいっているうちは良かったけど、担任が代わって関係がこじれた結果学校にも行きにくくなって……というパターンですね。

これもやはり、うちの子供も同じようなパターンになったので他人事ではありません。

とはいえ、担任の先生も人間です。別け隔てなく生徒に接しようと努力している人であっても、相性はあります。AさんはよくわかるけどBさんは今ひとつわからなくて四苦八苦、なんて状況もありうるのは想像に難くありません。だいたい、いまどき学校の先生にだって負担がかかりすぎていて、うつになったり休職したりするケースは珍しくないわけなんですから、期待すぎてもいけない。

じゃあどうすればいいのかなあという話なんですが、私はたとえば担任を自由に選べるシステムとかいいんじゃないかなあと思っています。クラスの壁とか取り払ってしまって。

たとえば、生徒に対する一斉の連絡なんかはアプリでできるわけじゃないですか。学校ごとにアプリを作って、それを使って学校からの連絡を送信することはできないかなあと。個人的には、保護者にも同じように連絡が送信されたらとても助かります。高校になっても、学校の連絡事項とか親に伝えない子いますからね(経験者は語る)。

一斉の連絡はアプリなどで学校から直接行い、学校生活に関する悩みや指導を行う担任は、たとえば自由に決められる。だいたい1学年10人程度先生がいて、最初は単純に出席番号とかで担任を割り振るんだけど、学年の途中で「この先生話にならんわ」と思ったら別の先生に担任を変えられる、みたいなシステムです。

ただ、そうなると今度は人気の先生に負荷が集中してしまうのではないか、という危惧もあるわけですが……

いずれにしても「これでOK!」という方法やシステムはないと思うし、そもそも「学校」というシステム自体が合わない子もいると思うので、このように「学校に馴染むしくみ」というのを考えるのもどうなんだろうねっていう気もします。

ただ、個人的には、より多くの子が学校になじめるような取り組みと、学校になじめなかった子も安心して学校から出て生きていけるような取り組みの両方があったらいいんじゃないかなあと思っています。

体験談を聞きながら各自書いたメモを大きな紙に貼り付けている様子。こうやって、気付きをシェアしていきました。