ライターは運転できたほうがいい?ペーパードライバー返上しました

ライターは運転できたほうがいい?ペーパードライバー返上しました

ライターは運転できたほうがいいか、という問いについては「ライターによる」としかいいようがありません。少なくとも私の場合は、20年間ほぼ運転する必要に迫られることなくライターの仕事ができました。その理由は大きく以下の通りです。

・公共交通機関の便がいいところに住んでいた
・在宅中心の案件が多く、そもそも外出する必要性があまりなかった
・取材先も交通の便がいいところ中心だった
・鉄道系の仕事をしている以上、鉄道に乗ってナンボ的なところがあった

ところが、わけあって2022年7月にペーパードライバーを返上し、再び運転するようになりました。今回はその話をいたしましょう。

今回のポイント

  • 運転できなくてもライターはできる
  • とはいえ、あれば便利は便利
  • カーシェアやレンタカーより自家用車があったほうがいい
  • 運転できなくてもライターはできる

    冒頭に、私が運転できなくてもライターができた理由を述べました。私と同じような状況にある方は、運転ができなくてもライター業は十分できます。実際、知り合いのライターでも運転はできない人は少なくありません。むしろ、運転しない、できない人のほうが多いのではないかとすら思います。

    従って「ライターは必ずしも運転できる必要はない」というのた大前提です。

    とはいえ、あればあったでなにかと便利

    とはいえ、運転してクルマをどんどん活用している人もいます。たとえば、以下のようなライターさんは運転するケースが多いように思います。

    ・そもそも郊外に住んでいて、普段の移動からクルマを活用している
    ・取材に出かけることが多い
    ・町中の取材より、郊外の取材が多い
    ・撮影も自分で行うため、持ち歩く機材が多い

    とはいえ、これらの条件を満たしていても運転せず、公共交通機関を使ったり編集さんや取材先の方に送迎してもらったりしている人もいますので、もう本当にこれは「ケースバイケース」ということになるでしょう。

    私がペーパードライバー返上を決めた理由

    では、なぜ私はペーパードライバー返上を決めたのか。

    いろいろありますが、最終的な決め手は「クルマ関係の長期案件の依頼があったから」です。

    もともと、何年も前からペーパードライバーを返上したいとは思っていました。ただ、なかなか機会がなく先延ばし。そこにコロナ禍が襲来し、にわかにペーパードライバー講習が注目を集め、どこも手一杯に。「もうこれは一生ペーパードライバーかな」と思っていたのですね。

    そんなときに舞い込んできたのが、クルマ関係の案件。

    ペーバードライバーでも大丈夫な案件なので当初は良かったのですが、続けているうちに限界を感じ、本格的に運転を再開する必要性を感じるようになりました。そこで地元の自動車教習所をなにげなく見たところ、ペーパードライバーコースの募集を発見。さっそく申し込み、講習を受けることになった次第です。

    ライター仲間から「運転できたほうが便利だよーペードラ返上したらあちこちに取材に行けるよー」という励ましも受けつつ、講習に通うこと8回。最初は教習所内のコースから、最後は自宅周辺の細い道を教官と一緒に走っていただき、無事ペーパードライバー返上に成功しました。

    ペーパードライバー返上後の変化

    ペーパードライバーを返上したライターに起きた変化とは?

    当初はカーシェア利用で十分だった

    ペードラ返上後は最初は近くのカーシェアを利用していました。ちょうど近所にステーションがあったのでこれで十分だろうと思っていたのです。

    しかし、ステーションに配置されている台数が少なかったこともあり、なかなか予約が取りにくいという欠点がありました。土日祝は早めに予約が埋まりやすく、平日も昼間は結構予約が埋まり、思うように利用できないことも少なくありません。

    電車に10分ほど揺られれば複数台数配置されているステーションがあって、そこは比較的予約は取りやすいのですが、電車で10分というのはそれはそれで少し億劫さを感じます。

    こういったこともあり、徐々に「購入」の文字が頭にちらつくようになりました。

    もし、カーシェアの予約が取りやすかったら、おそらく中古車購入には至らなかったでしょう。

    結局、中古車を購入

    幸か不幸か、私の父もずっと中古車ユーザーで、子どもの頃から乗る車は常に中古車だったので、中古車に対する抵抗感はまったくありません。むしろ、「整備が行き届いていて動けばそれで十分」というレベル。

    コーナーセンサー?バックモニター?あればありがたいけどなくてもいいよ。ナビも別にスマホ使うからいいや。あっ、ドラレコはつけておきたいかな、どうせ家族を乗せることはまずないだろうし、大きさもコンパクトなので十分。あ、だけど軽自動車はちょっと避けたいかな……

    くらいのゆるっゆるな条件で探した結果、お手頃価格の掘り出し物を発見し、無事購入。15年落ちではありますが、出た当時とても「かわいい!」と思い乗りたかったクルマです。状態も良く、購入時にドラレコを付けていただいたので不満はなにもありません。ナビは少々古いのですが、いざというときはスマホ使うから問題なし。

    土日のたびごとに……というわけにはいきませんが、2~3週に1~2回くらいのペースで買い物に行ったり、実家に行くときに使ったり、ちょっとしたドライブを楽しんだりしています。

    取材では使わないことも多い

    なお、取材時は運転しないことも多いです。ある程度の遠距離なら鉄道のほうが早いし、まあ大丈夫だろうと思うけれども、駐車場探すのに時間かけるのも嫌だし。

    ただそれでも、駐車場があるとわかっている場所、駅やバス停から少々離れている場所に行くとき、帰りが遅くなりそうなときなどにはちょこちょこ運転します。

    そういえば、ペーパードライバーを返上してすぐの頃、ちょうどクルマでなきゃできない取材の依頼がありました。あまり過度にスピリチュアルなことは言いたくないのですが、なんとなく運命を感じて面白く感じたものです。

    ということで、これからはクルマがないと行けないような郊外の取材も行けるようになりました。何かありましたらご依頼ください。

    ※この約1年後に書いた記事。どんな風に変わったか?について書いています。

    About This Author

    鶴原早恵子
    京都在住フリーライター。SEO記事から取材・インタビュー記事まで作成。取材可能範囲は関西中心に、全国・リモートも対応いたします。鉄道・お出かけ系記事の場合は写真も自分で撮影可能。鉄道好きなのに乗り物酔い体質なのが悩みのタネ。

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