写真も撮れたほうが、仕事の選択肢は広がるから

写真も撮れたほうが、仕事の選択肢は広がるから

ライターの仕事の中には、しばしば、取材先の写真も撮らなければいけないことがあります。数年前までは、そういう仕事はほとんど受けることができませんでした。手持ちのカメラが、コンパクトデジカメしかなかったからです(写真撮影込の仕事は、ミラーレスもしくは一眼レフでの撮影が条件になっているものが多いのです)。しかし、去年念願のミラーレス一眼を購入。ぼちぼちと写真撮影もある仕事を受けることがでてきました。

そこでやっぱり気になるのが、写真の撮り方。「いやー、私、本業ライターなんで、写真は……」というのはやっぱり、仕事として引き受けている以上言いにくいじゃなんですか。やっぱり、最低限の撮り方やコツは知っておきたいもの。そこで、ぼちぼちと写真の撮り方のサイト読んだり、簡単なムック読んだりして、独学で勉強していたんですね。

でも、やっぱりちゃんと1回は系統立てて勉強しておきたい!

……ということで、先日、Photo Cafeさんの教室に行ってきました。この教室は、1日限定(13時スタート、17時30分終了予定だったので、実質半日)で、参加者は女性ばっかり、雰囲気はややゆるめ。とはいえ、この短時間にしっかりとカメラの歴史や構造から、シャッタースピード、ISO、絞りまでをわかりやすく説明していただけて、いろんなことが腑に落ちました。

私が一番納得したのは、絞り。もともと、コンデジ教室に通っていたことがあったので、シャッタースピードやISOはわかっていました。しかし、絞りについては、「明るさを調整するもの。変えればなんかついでにボケも変わってくる」くらいにしか捉えていなかったんですね。でも今回、絞りとはなんぞや、何がどう変化するのか、なぜその結果明るさやボケの場所が変わるのかをしっかり教えていただいて「ああ、そういうことだったのか!」と納得です。

もうひとつ気になったのが、レンズの話。レンズの使い方、選び方なんかもさらっと教えていただいて、こう、ああ、もう少しレンズが欲しいかなあ……なあなんて思ってしまいました。ああ、これがたぶん、カメラ好きの人から言っていた「レンズ沼」ってやつの入り口なんでしょうね。とりありず、今は標準レンズと望遠レンズしか持っていないのですが、話を聞いているうちに、パンケーキレンズも欲しくなってきました。パンケーキレンズでなくとも、せめてもう少しF値が低いやつが欲しい!あちこちのサイトを見て調べていますが、たぶんそのうち買ってしまうんじゃないかな……少なくとも次の週末は、カメラ屋さんに足を運んでしまいそうです(笑)

講座の途中では、平野神社に桜を撮りにも行きました。しっかり話を聞いて、途中で桜を撮りに行って、ちょっとお茶して……と、なかなか盛りだくさんの1日だったと思います。大体の理屈がわかったら、あとは撮って、撮って、腕をあげるのみですね。

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