ライター専門誌「ライターマガジン」創刊号を読んでみました

ライター専門誌「ライターマガジン」創刊号を読んでみました

少し前に、SNS(Twitter)でライター専門誌ができると話題になっていました。

私も気になったので、さっそく購入してみました。

ひととおり読んだので、その感想などを簡単にまとめておきたいと思います。

ほかのライターの仕事のやり方を知ることができたのは満足

ページ数が少なめだったので、実は期待半分冷やかし半分的な気持ちで読んだのですが、思っていた以上に面白く読みました。

今回私が最大の目当てにしていたのは「10人の現役ライターが解説! 私の記事の作り方」というコーナー。

10人の現役ライターさんが、見開き2ページでどんな流れで、どうやって記事を作成しているかを説明されているコーナーです。

見開きの右側のページに、どんな案件をどんな流れで作ったのかが紹介されていて、左ページがライターさんへのQ&A。記事を作成したメディアはWEB、紙媒体の両方で、作成の目的も読み物的な記事からSEO対策記事までいろいろ。インタビュー取材の記事作成の話も、海外取材で作成した記事の話もありました。比較的、いろんなジャンルの記事についてバランスよく取り上げられているなーという印象です。

ライターって、あまりほかの人と「自分はこういうふうに仕事をやっている」という情報を共有することがないんですよね。

別にこれはライター同士のライバル意識が……みたいな大きな話ではなくって、単純に、みんな良くも悪くも「自分に合ったやり方」を試行錯誤して編み出しているから、という理由が大きいのだと思っています。

だから、こういうふうにいろんなライターさんの仕事のやり方、進め方を知ることができるのはとても貴重な機会なんですね。

なので、どの方の仕事ぶりやQ&Aも楽しく読ませていただきました。特に参考になったのは、「毎月100本のWEB企画を考える方法」。

私、WEB記事の企画を立てるのがうまくないんですよ。うまくないというか、おそらく絶対的に立てる本数が少ないんですよね。ネタを見つけるのがうまくない。このあたりをどうしたらいいかなーと思いながら読んでおりました。メモをたくさん取ろう……と決意しました。もちろん、これだけで解決できる話ではありませんが。

適度な情報量で、さっと読めるところはいい!

このほかにもさまざまな記事が掲載されていますが、基本的にページ数は見開き2ページにまとまっているので、とても読みやすいのが特徴。さっと読めるけれども、情報量はけっして薄くはない……という印象です。

ただ、全体的に「具体的にこう動こう」という話はあまりないように思いました。こういうメディアがあるよ、ほかのライターはこういうふうに仕事をしているよ、という話が中心で、たとえば「こうやって営業していこう!」「こうやって案件を取りにいこう!」みたいな具体論はないので、こういう具体的な話を知りたい人にとっては、物足りなさを感じる内容になるかもしれません。

メディアの特徴やほかのライターの仕事ぶりを見て「よし、それじゃ私はこういうふうにやっていこう、こういうメディアに営業してみよう」と自分で思える人向けかもしれないなあという印象は受けました。

もちろん、中には「あまり(私には)合っていないかな」という情報もありますよ。たとえば、ChatWorkの特集については、もう何年もChatWork使っているので既知の情報がほとんどでした。とはいえ、「知っているけど使っていない」という機能も紹介されていたので、改めて「ああそうか、こうやって活用できるなあ。ちょっと使ってみようかな」と考えるきっかけにはなったと思います。

とはいえ、私に合っていない情報は、ほかの誰かが待ち望んでいた情報かもしれませんしね。このあたりは、これを理由にdisるのはできません。

価格はお高め?でもフルカラーならやむなしかな

こちらの雑誌、お値段は66ページで2,500円(税込み2,750円)。Twitterでも「高っ」という話が出ていたのですが、フルカラーだし、おそらく部数もそうたくさん発行していないだろうから、まあしょうがないかなあ……というところ。

ただし、価格については私はzin(同人誌)あたりにも手を出したことがあるのでちょっと判断が甘いかもしれません。読者的にはもうちょっとお安いほうが……と思うけど、コストを考えると、ね。

ということで、ライターマガジン創刊号のとりとめもない感想でした。

About This Author

鶴原早恵子
京都在住フリーライター。SEO記事から取材・インタビュー記事まで作成。取材可能範囲は関西中心に、全国・リモートも対応いたします。鉄道・お出かけ系記事の場合は写真も自分で撮影可能。鉄道好きなのに乗り物酔い体質なのが悩みのタネ。