2020年5月23日、和樂webにて取材・写真撮影を行った記事「切れ味も美しさもここから生まれる!刃物を使う職人を支える天然砥石の魅力」が公開されました。
切れ味も美しさもここから生まれる!刃物を使う職人を支える天然砥石の魅力 │ 和樂web 日本文化の入り口マガジン
数年前からちょっと日本刀が気になっていて、そのつながりで気になっていた天然砥石。気になったきっかけは、日本刀を研ぐときの砥石に「鳴滝砥」という砥石があるのを知ったことでした。
鳴滝って、すごく近所なんですよね。
まさかそんなところから天然砥石が、しかも日本刀を研ぐような貴重な砥石が産出されるなんて、私ン十年以上生きてきて全然知らなかったんです。で、こういったことから天然砥石が気になっていたわけですね。
この記事では、ちょうど新型コロナウィルスの流行が広がりつつあった時期に取材に行きました。コロナ禍で京都・亀岡市にある天然砥石館が休館すると知って、慌てて休館直前に駆け込んだものです。駆け込んだところ、たまたま館長さんがそこにいらっしゃって、お話をすることができました。そしてその場で取材をしたいとお話しをして、帰宅後改めてメールで取材の趣旨や掲載媒体などを紹介しつつ取材申し込み。そして後日お電話にて天然砥石についてのお話を伺いました。
天然砥石についての事前の勉強も少しはしていましたが、上野さんからお話を伺っているとその知識があまりにも少なすぎることを痛感。取材後また自分でもいろいろ調べて記事にまとめています。
これは余談ですが、この「いろいろ調べて」も結構ギリギリのタイミングでした。というのが、コロナ禍で図書館が閉館になってしまったからなんですよ。完全閉館する前にあわてて必要な資料を探し、予約し受け取ることができたのですが、けっこうバタバタ。内心「これは最悪自分で買わなければいけないかな……」と覚悟を決めました(またこの資料、ちょっとレアなのかオンライン書店では完売していたのですよ)
そんな、アンダーコロナな中で書いた記事でした。