ちょっとご報告が遅くなりましたが……2020年6月10日、ねとらぼ交通課様にて、記事「日本初の路面電車に実在した少年乗務員「告知人」の悲しくはかないお話」が公開されました。
日本初の路面電車に実在した少年乗務員「告知人」の悲しくはかないお話
6月10日は路面電車の日。明治時代、ボーズ頭の少年が「あぶのおまっせー!」と叫ぶ路面電車の仕事がありました。
日本で初めて電車が走った街・京都。その京都にだけ存在した「告知人」という制度。この存在を初めて知ったとき、いつか記事にまとめたいなーと思っていたのですが、これがやっと形にすることにできました。
「告知人」についての資料は非常に少なかったので、過去の書籍を取り寄せたり、伏見チンチン電車の会様にご協力いただいたりして作成。記事の企画を立てたのは緊急事態宣言が出る前後だったので、緊急事態宣言中はほとんどなにもアクションを起こせず、解除を待って取材協力のお願いをした……というお話です。
個人的には、お借りした京都府京都学・歴彩館 京の記憶アーカイブの画像の1枚にしっかり「走る告知人」らしき姿が収められていたのに感動しました。確かに走っていたのですね。
なお、公開日である6月10日は、路面電車の日でした。この日に公開すべく、いろいろ急いでまとめたのも印象的な1記事です。
それから、今回のアイキャッチ画像は京都・梅小路公園に置かれている市電。中はインフォメーションになっていますが、最近はcovid-19の影響で閉鎖されているようです。この写真は今年の2~3月ごろに撮ったものです。