ニュース系の記事を作成するときの話をブログに書いたとき、写真を編集するためにタブレットかなにかを購入しようかという話をちらりと書きました。さてどうしようかと悩んで調べているうちに、iPhoneでRAW編集ができるという話を知ったので、まずそれを試してみることにしました。
なお、私が使用している端末はiPhone 11 Pro、OSのバージョンはiOS13です。これ以外の環境についてどうなるかはわかりません。あしからずご了承ください。
今回のポイント
RAWファイルを取り込むにはSDカードリーダーが必要
使っているカメラ(FUJIFILMのX-T30)は専用アプリを使ってスマホに画像転送ができるため、撮った画像をスマホに転送してしまえば、実は簡単に編集をすることはできます。
……が。
アプリで転送できるのは、jpgファイルのみ。そして、FUJIFILMのカメラはjpgだと独特の色味が出るんですよね。私はこの色味が好きなのでFUJIFILMのカメラを購入したのですが、ただ、個人的にニュース系記事にはもうちょっとニュートラルな色味にしたいなーと思うのです(あくまで個人的な感想です)。
なので、できればRAWファイルから現像したい。
そこでいろいろ調べた結果
・iPhoneやiPadでもRAWファイルは扱える
・ただし、専用アプリでは転送できない
・iPhoneやiPadにRAWファイルを取り込むにはSDカードリーダーを使う必要がある
ということがなんとなくわかりました。
SDカードリーダーをiPhoneにつなげてみた
ということで、じゃあまずiPhoneで本当にRAWファイルが現像できるのか、使い勝手はどうなのか、iPhoneの画面の大きさでも物足りなさは感じないか、ちょっと試してみようと思いました。
そこで、まずはAppleStoreでiPhone・iPad用のSDカードリーダーを購入。サードパーティ製のものを購入してもよかったのですが、初めてなのでまずは純正が安心かなあと純正のものを購入しました。
編集アプリからRAWファイルを取り込んで編集
さっそくiPhoneにSDカードリーダーを接続し、SDカードを入れます。私は画像編集はLightroomというアプリでやっているので、Lightroomを立ち上げて写真追加のアイコンをタップ。
「カメラデバイスから」を選択
すると、SDカードの画像データが表示されます。RAWファイルは右上に「RAW」ってついていますね。
編集したい画像を選んで、取り込みます。
「最近追加された写真」を見ると、取り込んだ写真を確認できます。
あとは、Lightroomで編集するだけ。ここの過程は省略しますね。
iPhoneで画像編集できるなら楽になりそう
iPhoneにRAWファイルを取り込んで編集してみたのですが、第一印象としては「これでいけるのでは?」でした。画面の小ささもちょっと気になっていたのですが、移動中に編集する可能性を考えると、タブレットよりはiPhoneのほうがいいかもしれません。
というのが、iPhoneなら車内で立ったままでも編集作業はできるんですよね。座れなかった場合、立ったままタブレット取り出して作業をするのは大きさ的にちょっとしんどいかな、と思うのです。
そういえば、数年前iPad Air 3を買ったのですが、やっぱり電車の車内ではほとんど出すことがありませんでした。
それを考えると、しばらくはiPhone+SDカードリーダーでやっていくというのがよさそうです。これで物足りなさを感じたら、改めてタブレットの購入を検討したいと考えています。とはいえ、ゆくゆくはアイキャッチのようにタブレットも活用して、どこでも仕事ができるようにしてもいいなあ。