打ち合わせに持参する端末、何にしよう?

打ち合わせに持参する端末、何にしよう?

仕事によっては「取材」ではなく「打ち合わせ」が発生するものもあります。

たとえば企業のホームページ作成のときが典型的です。社長に取材するというよりは、ホームページ制作会社の担当者と先方の担当者と会って、ワイヤーフレーム(ウェブサイトの設計図)を見ながらどのページに何を書くかなどをヒアリングしつつ打ち合わせるという感じになりますね。

そのようなときに悩むのが、持って行く端末です。

基本的には端末は持って行かないことが多い

基本的には、端末は持って行かないことがほとんどです。

事前に共有してもらったワイヤーフレームをプリントアウトして、そこにどんどん手書きでメモしていくのが私の打ち合わせスタイル。

手書きで描き込んだほうが後で参照しやすいですからね。ずいぶんアナログなやり方だと思いますが、少なくとも私にはこのやり方が一番合っています。

どうしても必要なときはタブレット

とはいえ、タブレットが必要なケースもあります。

具体的には、参照するホームページがある場合ですね。新規で作る場合は同業他社などのホームページを、リニューアルの場合は現状のホームページを見ながら、どのようなホームページを作るかをああでもないこうでもないと打ち合わせます。

私の場合、いつも一緒にお仕事をさせていただいている会社の社長が常にノートPCを打ち合わせに持ってこられるので、だいたいはそれを企業の担当者さんと一緒にのぞき込むというスタイルでやってきました。

が、最近ちょっと視力が落ちてきてしまって……

そこで最近は、タブレット端末を使い、それで自分も参照するホームページを確認しつつ話すことも増えてきました。

タブレットを選ぶ理由

ノートPCではなくタブレットを持ち運び端末として選んだのは、いくつか理由があります。

タブレットのほうが軽い

その最大の理由は、軽さ。

私は運転もできますが、取材や打ち合わせで移動するときは基本的には公共交通機関を利用して移動します。そのため、荷物は極力少なくしたいんですね。

そうなると、薄くて軽いタブレットが正義です。

外で作業をすることがほとんどない

また、私は外出先で作業をすることがほとんどありません。

もし外で作業をすることが多いなら、ノートPCを選んだ可能性があります。なぜなら、作業をするならノートPCのほうがずっとやりやすいから。

しかし、私はまず外出先で作業はしません。

>> 外出先での作業を避ける理由はこちら

基本的に資料等の確認だけに使うので、タブレットで十分なのです。

作業が必要なときは外付けキーボードがあればなんとかなる

旅行などに行ったときは、ホテルの部屋で簡単な作業をすることもあります。

それでもタブレットなら、外付けキーボードがあれば簡単な作業なら十分可能。原稿などはほぼGoogleドキュメントを利用しているので、パソコンを持っていく必要はありません。

ただし、使うのはAndroidのみ

私がメインで使っているスマートフォンはiPhone。これを考えると、タブレットはiPadが妥当なのでしょう。

しかし、私はiPadを使う予定は今のところありません。その理由は、さっき言った「外付けキーボード」の話です。

私はパソコンを使うとき、基本的に親指シフトという入力方法を使っています。この方法は入力速度が速くなるとして、特に物書きをしている方々に根強い人気がある方法なのですが、そもそも入力できる端末が限られています。

パソコン(Windows)では「やまぶきR」というソフトを、AndroidではOyaMozcというアプリを使うことで親指シフト入力を使うことが可能です。ところが、iOSでは親指シフトが使えるようになるアプリがないんですね。

そのため、iPhoneやiPadでは親指シフトが使えません。

もちろんローマ字入力もできるのですが、親指シフトのほうがずっと楽に、効率的に文字が入力できるので、これができないと作業の進み具合がまったく違います。

ということで、外で作業をする可能性を考慮すると、Androidのタブレット一択にならざるを得ないのです。

ということで、Amazonブラックフライデーで探してみた

今まで使っていたタブレットは2021年に購入したものだったのですが、さすがに作業が重くなってきて、その上じわじわとバッテリーが膨らんできた(!?)ので、買い替えを検討しています。

折しも今はAmazonブラックフライデーのまっただ中。良い感じに安くなっているものを探そうかな。

ということで、今週は以上です!いいタブレットに巡り合えますように。

About This Author

鶴原早恵子
京都在住フリーライター。SEO記事から取材・インタビュー記事まで作成。取材可能範囲は関西中心に、全国・リモートも対応いたします。鉄道・お出かけ系記事の場合は写真も自分で撮影可能。鉄道好きなのに乗り物酔い体質なのが悩みのタネ。

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