今はその準備を進めているのですが、その中から「ライター紹介パンフレット」を作ってみた話をここにメモしておこうと思います。
冊子にするか?三つ折りにするか?
まず考えたのは、パンフレットのタイプ。
パンフレットには大きく冊子タイプと、三つ折りタイプに分けられます。私が考えたそれぞれのメリット、デメリットは以下の通りでした。
今回は、年末年始の限られた時間に入稿までやりたかったので、作り慣れている冊子タイプを選びました。
構成を考える
まず考えたのは、構成です。パンフレットにどのような項目があればいいか考えて、リストアップしました。
・事業紹介
・自己紹介
・料金表
・ポートフォリオ
事業紹介、自己紹介、料金表はそれぞれ1ページあればことたります。
ポートフォリオの内容は見直すことに
ポートフォリオについては、すでに作成したものがあるのですが、今回はビジネス系の商談会ということで、少し内容を見直しました。
結果、社員インタビュー、報道公開取材、導入事例インタビュー(お客様の声)の3記事を盛り込むことに決めました。
ページ数が4の倍数になるように調整する
冊子印刷するときは「ページ数は表紙含め4の倍数になるように調整する」必要があります。
1ページ目は表紙、最後のページは裏表紙になるので、実際使えるのは2~最終の1ページ前までです。
具体的には、12ページで作るなら実質使えるのは2~11ページまでの10ページ、16ページで使うなら実質使えるのは2~15までの12ページということになりますね。
私の場合
事業紹介:1ページ
自己紹介:1ページ
料金表:1ページ
の合計3ページを使うことは決まっていたので、残りは9~11ページ。
残りにはポートフォリオを載せることにしました。
中途半端なページ数になったので「よくある質問」を入れた
が、ここで問題発生。
ポートフォリオを入れると、ページ数が中途半端になります。1ページ余ります。
1ページだけ白紙にするのももったいない話なので、どうしようかと悩んだ結果、「よくある質問」を入れました。
正直なところ「よくある」と言われるほど質問を受けることはないのですが、以下のような質問と答えを入れました。
・得意ジャンルは何ですか?
・座談会の取材はできますか?
・関西以外のエリアに取材に行けますか?
・土日祝の取材はできますか?
・納品までの時間は?
・文章作成時にAIを使っていますか?
・インボイスに対応していますか?
これで16ページ全てが埋まりました。
なお、ここまですべて作業はcanvaで行っています。
印刷会社は「プリントパック」に依頼
さて、原稿ができたらいよいよ印刷依頼です。
印刷会社はいくつかありますが、私は株式会社プリントパックを選びました。
選んだ理由は、以下の2つ
・京都の印刷会社であること
・PDF入稿ができたこと
・ウェブ入稿ができたこと
・クイックチェックができたこと
・オンデマンド印刷のコストが安いこと(16ページ100部で税込み5,750円)
中でも大きかったのが「オンラインでPDF入稿ができること」でした。
ライターが冊子を作るなら、PDF入稿ができる印刷会社がおすすめ
印刷会社の中には、入稿ファイルをaiファイルなどに限定しているものがあります。しかし、ライターにとってはaiファイルを使ってのデータ作成になれていない人もいるでしょう。私もまったく慣れていません。
それを考えると、できればPDFファイルで入稿できるところを選ぶのが一番です。PDFファイルなら、Wordなどの使い慣れているソフトでも、今回私がやったようにcanvaなどでも作成できます。
慣れているソフトで、慣れているファイル形式で作成できればそれが一番です。あれこれ悩むこともなくなるので、ライターがなにかしらの冊子を作成するなら、PDF入稿ができる印刷会社を選ぶことをおすすめします。