
以前のブログで音声入力に挑戦したという話をしましたが、この1週間、noteや短めの記事作成などで実際に導入し始めて、いくつか感じることがありました。今回はその正直な感想をシェアしたいと思います。
タイムラグが気になる
音声入力は確かに便利なのですが、話してから文字が入力されるまでに微妙なラグが発生します。
これが、ちょっともどかしい!
あくまで私の場合ですが、親指シフトでタイピングした方が早く感じてしまいます(ローマ字入力なら、もしかしたら同等のスピードになるかもしれません)。
しかも、変換精度も百発百中とは言えません。9割は正確に変換してくれるのですが、それでも修正が必要な箇所が出てくるので、結局物理キーボードで修正する二度手間が発生してしまう。そうなると「最初から物理キーボードで入力したほうが早いような……」と、音声入力をする気持ちが折れそうになります。
とはいえ、このあたりは慣れの問題かもしれません。使い続けるうちに慣れることを期待しています。
中途半端な半角スペース問題(Googleドキュメントの場合)
Googleドキュメントの音声入力を使っていると、文章の途中で不自然な半角スペースが挿入されることがあります。見た感じ、入るタイミングは接続詞のあとや話し始めなどに多いようですが「これ」という法則性はあまりわかりません……
文章を整える際には、その半角スペースを一つ一つ削除しなければならず、それが地味に面倒です。
生成AIに原稿を放り込んで「半角スペースを全部削除してください」と指示すれば簡単に直してもらえるのですが、それもまた一手間。物理キーボードで入力していれば発生しない手間なので、少しストレスを感じてしまいます。
考えながら喋るのは意外と面倒
もしかしたら最大のハードルはこれかもしれません。
音声入力の場合、文章を組み立てながら話す必要があります。それが意外と難しい。
もちろん、普段しゃべっているときも、頭で文章を組み立ててから言葉を発しているのだから、本来は難しいはずはないんですよ。
しかし、やはり「話す」と「書く」は違います。文章の構成も言葉選びも違います。文章としてきちんと成立するように話す必要がある、というのはけっこうなプレッシャーです。
半角スペース問題同様、書いた後に自分で、あるいはAIで編集すればいい話なんですけどね。
とはいえ、音声入力はやっぱり便利
とはいえ、音声入力はやっぱり便利は便利です。タイピングする必要はないから、指が疲れることもありません。今後も工夫を重ねて試行錯誤し、音声入力を使いこなせるようになりたいと思っています。