フリーライターの服装問題:靴編

フリーライターの服装問題:靴編

以前、ライターの服装について書きましたが、今回は靴問題です。

今回のポイント

  • まずは「動きやすさ」
  • とはいえ、TPOは欠かせない
  • 基本はスニーカー、必要に応じてトレッキングシューズも!?
  • 基本はTPOに合わせること。だけど……

    靴の合わせ方は、基本はTPOに合わせることです。

    たとえば、オフィスに訪問するなら、パンプスなどのかっちりした靴がいいでしょう。細かなマナーについては私は専門外なので割愛しますが、特に経営者の方などにインタビューするときはスーツにパンプスなどの、ビジネスパーソンにふさわしい服装が一番です。

    一方で、屋外取材のときはスニーカーを履くことも多いです。たとえば鉄道会社の車庫で新型車両の報道公開というようなときは、動きやすさ重視。足元もいいとは限らないし、あちこち動き回ってさまざまな角度から写真を撮らなければいけないため、服装も靴も動きやすく汚れてもいいものを選びます。

    なお、新聞社や出版社の方(だいたい男性です)は報道公開の場でもスーツにネクタイ、かっちりした靴を合わせていることがほとんどです。テレビ局のレポーターの方(女性の方が多いです)もそうですね。私のようなフリーライターはけっこうラフな服装をしていることが多いです。

    靴の選び方のポイント3つ

    とはいえ、私はほぼパンプスは使いません。むしろスニーカーのほうが多いです。なぜなら、私は以下の3つのポイントを重視して靴を選ぶからです。

    ポイント1 動きやすさ

    まずは、「動きやすさ」。

    オフィス訪問であっても、私は基本的に公共交通機関を使って移動します。クルマで移動することは非常にまれ。そのため、結構歩くんですね。

    もともと外反母趾気味なので、パンプスやハイヒールだと、長時間履いているもしくは長距離歩くとてきめん足が痛くなります。動きにくくもなるので、極力パンプスやハイヒールは選びません。

    そのため、オフィス訪問用には黒や紺のローファー、きれいめのスニーカーなどの、スーツに合わせても違和感があまりないであろう歩きやすいものを選びます。

    ポイント2 疲れにくさ

    2つめのポイントは「疲れにくさ」。

    散々歩いた日は、当日はもちろん翌日も足になんとなく疲れが残ります。これを避けるために、疲れにくい靴を選ぶようにしています。

    あまりこういうことを言うのもよくないのですが、年齢的にもそろそろ体力低下や疲労回復の遅さが気になる年代。1日取材に出たら翌日は使い物にならない、というのでは仕事はできないので、疲れにくい、疲れが残りにくいのはとても重要です。

    ポイント3 色は黒や紺、ブラウン系

    靴を選ぶときは、スーツにも合わせやすいオーソドックスな色を選びます。だいたい黒、茶、紺、せいぜいカーキです。こういう色のを選んでおけば、オフィス訪問のときに履いても大きく外すことはないだろうと思っています。

    最近お気に入りの、取材にも履けて疲れにくい靴

    そんな私の最近の愛用の靴はこちら。本当に疲れません。先日のある取材では2万歩以上歩きましたが、これを履いていたおかげか思ったほど疲れず、翌日に疲れが残ることもありませんでした。さすが無印。

    これは廃盤になってほしくないなあ。定番化してくれたら、たぶん買い続けます。

    ただ、スーツには合わせません。スーツには量販店で試着しまくって決めた、合皮のフラットシューズを合わせています。

    取材時の靴の最終兵器「トレッキングシューズ」

    もう、どう考えてもめちゃくちゃ歩くとわかっているときは、最終兵器「トレッキングシューズ」の出番です。

    トレッキングシューズは私には縁が無いものと思っていました。しかし、昨年吉野にスニーカーで行ったら、足が痛くなるわ疲れるわ、挙げ句の果てに帰りの電車の中で足がつるわで、大変な目にあったんですね。

    その後、花脊(京都市左京区)にハイキングに行くことになり、これはちゃんとした靴が必要だとあわててトレッキングシューズを購入。足を慣らそうと普段から履くようにしていたら、その歩きやすさと疲れにくさに感動して、取材にも使えるのではと思うようになりました。

    特に鉄道系の取材は、1日1万歩以上歩くのはざら。非鉄道系ではBitSummitや京まふなどのイベントの取材となると1万5千歩歩を優に超え、2万歩に迫ることもあります。これだけ歩くとなると、歩きやすい疲れにくいトレッキングシューズ一択です。

    好日山荘などのアウトドア系のお店に実際に足を運んで、スタッフの方と相談しながら1足選ぶといいと思います。ご予算的にはだいたい1万5,000円から2万円程度見込んでおくといいでしょう。少々値は張りますが、その価値はあります。

    TPOと動きやすさに合わせた靴で取材に行こう

    ライターの服装問題、靴編のまとめとしては、この見出しのとおりです。

    TPOに合わせることは大切ですが、同じくらい動きやすさも大事。ライターは歩く仕事でもあるので、歩きやすく疲れにくい、快適な靴で元気に歩き回って、いい取材をしたいものですね。

    おまけ:最近のお仕事について

    ここからは、最近のお仕事報告です。

    阪急電車の「ア」ことPRiVACEが7月21日にデビューしましたね。私は出発式には行きませんでしたが、それとは別に書いた記事が1本「乗りものニュース」で公開されています。

    あとは、前回のブログでもお話ししましたが7月19~21日まではこちらの取材をしていました。取材というか、会場を歩き回ってひたすらその様子をX(Twitter)に投稿し続けるという、なかなか体力勝負の仕事です。トレッキングシューズ大活躍でした。

    前回の記事で言っていたように、例年以上に下調べをしていったのですが……

    おかげでいつも以上にやりやすかったですね。それでも「これ調べておけばよかった」というのがいろいろ出てきたので、次はさらに広く、深くリサーチしておかねばいけないと改めて感じました。リサーチは奥深く、ここまでやったら十分というのがなかなかありません。

    あとは、名前が出ないSEO系の記事などをもりもり書いています。今週は以上です。

    About This Author

    鶴原早恵子
    京都在住フリーライター。SEO記事から取材・インタビュー記事まで作成。取材可能範囲は関西中心に、全国・リモートも対応いたします。鉄道・お出かけ系記事の場合は写真も自分で撮影可能。鉄道好きなのに乗り物酔い体質なのが悩みのタネ。

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