京都のお盆といえば、五山の送り火などが有名です。しかし、それ以外にもおすすめしたいイベントがあるんですよ。

今回紹介するのは、近年パワースポットとして有名になり、多くの参拝者が訪れるようになった神社「車折神社」のお盆のイベント「万灯祭」。2018年の開催期間は残念ながら過ぎてしまいましたが、2019年以降の予定にぜひ加えてみてはいかがでしょうか?

万灯祭とは?

万灯祭は、車折神社で毎年8月14日から16日の3日間行われている神事。

車折神社のサイトによると、奉納された3面の紙灯籠を境内に飾り、それに灯をともし、紙灯籠に込められた願いごとが成就するように祈るのだとか。

飾られている紙灯籠の奉納は4月1日から8月16日の間ずっと受け付けていらっしゃいます。1面500円で誰でも奉納できるので、この時期に参拝に来られる方は奉納されてみてはいかがでしょうか。

サイトによると、朝からずっと点灯しているそうですが、正直昼間は今ひとつ光がわかりません(当たり前?)。灯籠の明かりを楽しみたいなら、薄暗くなってきてから参拝するほうがおすすめです。

ちなみに、普段は17時にはしまってしまう社務所もこの期間中は夜間開いているようです。少なくとも、私が訪れたときには開いていました。お守りなどもいただくことができるのではないかと思います。

境内の様子

それでは、境内の様子をご紹介しましょう。

本殿の周辺を中心に、多くの灯籠が飾られています。とても幻想的で静かな雰囲気。すぐ向こうを通る嵐電の音が時々聞こえてくるのですが、それがまた風情があるんですよねー。

灯籠のひとつひとつに、家内安全や商売繁盛などの願いが書かれています。あまりじっくり拝見するのは失礼かなあと思いつつも、ついつい眺めてしまうんですよね、こういうのって。

車折神社の祭神である清原頼業公は、「約束を違えない」というご利益がある神様。そのため、かけられる願いも売買契約の成就である売掛回収や商売繁盛、「ずっと一緒にいよう」という約束を叶える結婚祈願などの幅広い「約束を守る」ことにちなんだものが目につきます。もちろん、世界平和や家内安全、学業成就などの定番のお願いごともありますよ。

また、境内内にある摂社のひとつにアメノウズメノミコトを祀った芸能神社があるため、習い事や芸事の上達を願う灯籠もあります。なかには、ヒット祈願やオーディション合格祈願の灯籠も。みなさんみごとデビューして、どんどん売れっ子になってほしい!

ひとつひとつのあかりにさまざまな願いが込められていることを考えると、なんだか圧倒されるような気持ちになりますね。みんなの願いごとがかなって、みんな幸せに、充実して生きていくことができればいいなあと思います。

同時に、私も頑張ろう!とモチベーションがあがります。実はあまりパワースポットって言い方好きではないのですが、こういう光景を見ると、「こういうのがパワースポットなのかな?」と思います。さまざまな祈りを感じ、癒やしと元気の両方をもらえる場所というのがパワースポットなのかもしれません。パワースポットとはなんぞや、という定義などは詳しくは知りませんが。

万灯祭はあまり知られていない神事のせいか、見物客はそう多くありません。そのため、境内はかなりゆったりしていて、ゆっくりと見て回ったり、写真を撮ったりすることができます。お盆の時期に京都に来られたら、ぜひ、夜はちょっと足を伸ばして車折神社の万灯祭を楽しんでみませんか?